産業FP、家計の健康診断がなぜ必要なのか?
正直に言うと、私はこれまで
壮大な無駄遣い をたくさんしてきました。
ギャンブル、必要以上の贅沢、
今思い返すと「なぜあのとき、ファミリーカーに20万円もするスポイラーを付けたのか?」と首をかしげたくなるような支出もあります。
もし若い頃から、きちんと家計を管理していたら——
そう思わずにはいられません。
CFP®だ、1級ファイナンシャル・プランニング技能士だと肩書きを並べながら、
自分自身の家計は どんぶり勘定。
まさに「医者の不養生」ならぬ
FPの不養生 です。反省しています。
人間は弱いものです。
景気が良く、収入が順調なときほど、気持ちは大きくなり、贅沢をしてしまう。
では、どうすればいいのか。
答えはシンプルでした。
強制的に、定期的に、お金の状態をチェックする仕組みを作ること。
ああ、これは健康診断と同じだ、と気づいたのです。
健康診断は正直、面倒です。
時間もかかるし、注射は痛いし、
「血圧が高めですね。塩分を控えましょう」と毎年同じことを言われる。
「今は元気なんだから、行かなくてもいいじゃないか」
そう思っていた私が、
10年前に 急性大動脈解離 を発症し、緊急入院しました。
……話が少しそれました。
お金の問題も、まったく同じ構造だと思っています。
企業で起きるさまざまな不祥事。
背景には、家計が苦しく、追い込まれた結果として
会社のお金に手を出してしまうケースも少なくありません。
でも、もし——
家計の管理がきちんとできていれば、防げた問題は相当数あるはずです。
私は資産運用の仕事に携わって35年以上になります。
資産運用は確かに大切です。
しかし、その土台となる 家計管理 が崩れていては、
どんな投資も長続きしません。
だから私は、AIを活用して
「家計の健康診断」を社会に実装したい と考えました。
個人が自分からFPに相談に来るのを待つのではなく、
健康診断のように、定期的にチェックする仕組みを企業の福利厚生として提供する。
それが「産業FP」という考え方です。
私のミッション
「この世の中から、お金のことで不幸になる人をなくす」
(過去の自分も含めて)
理想論に聞こえるかもしれません。
それでも、AIとFPが協力すれば、
今までできなかったことが、現実になると本気で信じています。

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